カテゴリー: --整備

フロントフォークオーバーホール


朝から作業しようと思ってましたが、32mmソケットがなく、近くのホームセンターには、TOPしか取り扱いがなく少し離れたホームセンターまで買いに行き、昼からの作業になりました。フロントフォークを外す前に緩めとけば良かったのですが、すでにフォークを外したため、電動インパクトで外したので、少し傷(凹み)が付いてしまいました。
工具32mmソケット

 

 


ロックナットで止まっているの、ロックナットにスパナを掛け、上の赤いイニシャル部22mmソケットを掛け外します。専用工具とかジグなどを利用して外すみたいですが、普通に外せると思います。

 


この後、逆さまにして、バネとカラー、オイルを取り出します。抜いたオイルが、とても綺麗で、前オーナーは交換してからほとんど乗ってない感じで、交換は必要なかったかもしれません。

 

 


電動インパクトで外します。

 

 


ダストシールは新品にするので、傷ついても問題はありません。簡単に外れますが、インナーチューブなどには傷つけないように注意します。

 

 


オイルシールを止めてるクリップをマイナスドライバーで外します。
フォークをストロークさせインナーチューブを外します。

 

 


メタルとブッシュも問題ないと思いますが、部品を頼んであるため交換します。

 

 


分解完了しました。

 

 

部品名メーカー品番個数
オイルシール ダストシールセットホンダ51490-MEJ-0032個
ローブッシュドゥカティ34911501A2個
アッパーブッシュドゥカティ34911511A2個
オイルワッシャードゥカティ34910011A2個

 

 

参考

部品名メーカー品番
オイルシールドゥカティ34911461A
ダストシールドゥカティ34913281A

 

 


オイルシール ダストシールのインナーチューブに当たる面にシリコングリスを塗り、傷がつかないようにインナーチューブにテープを巻いて取り付けします。ブッシュには、ホークオイルを塗ります。ストロークセンサーとして42mmのOリングを入れています。

 

 

オイルシールを専用工具で打ち込みます。
工具:ストレート

 

 

純正指定はシェルアドバンスですが、今回はワコーズを使用します。同じオイルの方さの数字でも、メーカーにより異なるみたいです。(7.5=7.5ではない)ワコーズのWEBでShell Advance Fork 7.5の場合 10W 0.1 を50%ずつのブレンドで同じとありましたので、fk-10を1リットル Fk-01を0.5リットル購入しました。fk-10は、半分残りますが、アプリリアRS250に使用します。
オイル量:445ml
オイルレベル:104mm
ワークマニュアルの作業工程には480mlとなってますが、別ページ記載の445mlです。インナーチューブを手で蓋をして、数回縮めて、インナーインナーカートリッジを数回動かし、エア抜きをします。油面を合わせ元どうり組み立てます。サスのセッティングも標準にしました。

 

今回でとりあえず、消耗品交換等の整備は終了だと思います。年内にはフロントタイヤ交換予定です。

ステムベアリング交換


今回は、ドゥカティ純正ではなく金額の安いホンダ純正を使用しました。カワサキにも全く同じものがあります。部品は品番から、ドゥカティ純正と全く同じNTN製ベアリングです。

部品名メーカー品番個数
ステムベアリングホンダ91016-MR7-0032個
ベアリングシールホンダ53214-MR7-0032個

参考

部品名メーカー品番
ステムベアリングNTN カワサキSF07A17PX1
ステムベアリングドゥカティ70241231A
ベアリングシールドゥカティ93010041B

 

 


右側のホースステーと左右にあるヘッドライトを固定してるナットを外します。
工具:10mmソケット 4mmヘキサゴン

 

 


ヘッドライトを持ち上げて外します。
今回アッパーカウルに傷が防止のため外しましたが、装着したままでも大丈夫です。

 

 


バーハンドルを外します。
工具:6mm
締め付けトルク:25Nm

バーハンドルを外して、ハンドル台座を外します。
工具:8mmヘキサゴン 15mmソケット
締め付けトルク:45Nm

 

 


トップブリッジ裏にある、右側のブレーキホース 左側のクラッチホース固定用ステーを外します。
締め付けじ:ねじ止め剤使用

 

 


トップブリッジ固定ボルトを外します。
工具:6mmヘキサゴン (ロングの方がいいかも)
締め付けトルク:24Nm

 

 

 


ステムボルトを外します。こちらは専用工具です。部品みたいに綺麗なゴールドアルマイトです。
工具:専用社外工具
締め付けトルク30Nm

 

 


トップブリッジが外れました。

 

 


ステムを外すので、フロントスタンドが使えなくなるので、家にあったジャッキを掛けます。
高さが足りなかったので、庭で使用しなくなったレンガを台にしました。エンジンに木をかましてます。

 

 


なんとなく倒れたら不安だったので、天井からタイダウンで吊るしました。倒れたらこれで支えられるかは不明ですけど。保険ですかね。

 

 


ステムとベアリングボールを外しました。多少跡が付いてました。引っかかるほどではないです。走行距離33000kmです。多分無交換だったと思います。

 

 


ベアリングのアウターって言うのかな?を地道に叩いて外します。本当は多分、貫通ドライバーかタガネを使うだと思いますが、ないので普通のマイナスドライバーを叩いて外しました。

 

 


外したベアリングを利用しながら、新しいものを打ち込みました。

 

 

ステム側のベアリング。叩く溝など無く、苦戦しました。地道にマイナスドラーバーでこじりながら叩きました。

 

 


たっぷりめにグリスを塗ります。

ケミカル:オメガオイル グリース57番

 

 

外した時の逆に組んでいきます。購入ご初めてデジタルトルクレンチを使用しました。

工具:KTC  GEK030-C3A

フロントフォークを外す


ステム(三又)片側2本。トップブリッジ片側1本のボルトを外す。
工具:6mmヘキサゴン
締め付けトルク:ステム部片側2本 24Nm ネジ部とヘッド下グリース塗布
締め付けトルク:トップブリッジ片側1本 22Nm ネジ部とヘッド下グリース塗布

 


あとは、引き抜くだけで外れます。

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