ステムベアリング交換


今回は、ドゥカティ純正ではなく金額の安いホンダ純正を使用しました。カワサキにも全く同じものがあります。部品は品番から、ドゥカティ純正と全く同じNTN製ベアリングです。

部品名メーカー品番個数
ステムベアリングホンダ91016-MR7-0032個
ベアリングシールホンダ53214-MR7-0032個

参考

部品名メーカー品番
ステムベアリングNTN カワサキSF07A17PX1
ステムベアリングドゥカティ70241231A
ベアリングシールドゥカティ93010041B

 

 


右側のホースステーと左右にあるヘッドライトを固定してるナットを外します。
工具:10mmソケット 4mmヘキサゴン

 

 


ヘッドライトを持ち上げて外します。
今回アッパーカウルに傷が防止のため外しましたが、装着したままでも大丈夫です。

 

 


バーハンドルを外します。
工具:6mm
締め付けトルク:25Nm

バーハンドルを外して、ハンドル台座を外します。
工具:8mmヘキサゴン 15mmソケット
締め付けトルク:45Nm

 

 


トップブリッジ裏にある、右側のブレーキホース 左側のクラッチホース固定用ステーを外します。
締め付けじ:ねじ止め剤使用

 

 


トップブリッジ固定ボルトを外します。
工具:6mmヘキサゴン (ロングの方がいいかも)
締め付けトルク:24Nm

 

 

 


ステムボルトを外します。こちらは専用工具です。部品みたいに綺麗なゴールドアルマイトです。
工具:専用社外工具
締め付けトルク30Nm

 

 


トップブリッジが外れました。

 

 


ステムを外すので、フロントスタンドが使えなくなるので、家にあったジャッキを掛けます。
高さが足りなかったので、庭で使用しなくなったレンガを台にしました。エンジンに木をかましてます。

 

 


なんとなく倒れたら不安だったので、天井からタイダウンで吊るしました。倒れたらこれで支えられるかは不明ですけど。保険ですかね。

 

 


ステムとベアリングボールを外しました。多少跡が付いてました。引っかかるほどではないです。走行距離33000kmです。多分無交換だったと思います。

 

 


ベアリングのアウターって言うのかな?を地道に叩いて外します。本当は多分、貫通ドライバーかタガネを使うだと思いますが、ないので普通のマイナスドライバーを叩いて外しました。

 

 


外したベアリングを利用しながら、新しいものを打ち込みました。

 

 

ステム側のベアリング。叩く溝など無く、苦戦しました。地道にマイナスドラーバーでこじりながら叩きました。

 

 


たっぷりめにグリスを塗ります。

ケミカル:オメガオイル グリース57番

 

 

外した時の逆に組んでいきます。購入ご初めてデジタルトルクレンチを使用しました。

工具:KTC  GEK030-C3A

フロントフォークを外す


ステム(三又)片側2本。トップブリッジ片側1本のボルトを外す。
工具:6mmヘキサゴン
締め付けトルク:ステム部片側2本 24Nm ネジ部とヘッド下グリース塗布
締め付けトルク:トップブリッジ片側1本 22Nm ネジ部とヘッド下グリース塗布

 


あとは、引き抜くだけで外れます。

フロントタイヤ フェンダーを外す


左右のキャリパーを(無理矢理)外します。
工具:8mmヘキサゴン
締め付けトルク:45Nm(ヘッド下とネジ部グリース塗布)

アクスルナットを外します。
工具:28mmソケット
締め付けトルク:63Nm (シャフト先端 ネジ部と裏面 グリース塗布)

 

 


アクスル固定ナットを外します。片側2本
工具:6mmヘキサゴ
締め付けトルク:18Nm(グリース塗布)
フォークボトムケース塗装が剥がれてます。エンジン等はかなり剥がれてます。
塗装が弱いのかな。

 

 

 


アクスルシャフトを引き抜くとタイヤが外れます。

メモ
取り付け時
ホイールを取り付け、アクスルナットを締める。(63Nm)
キャリパーを2Nm位で仮止め。
2〜3回ブレーキをかける。
ブレーキをかけながら、キャリパーを本締め。(45Nm)
フロントスタンドを外し、フロントサスを動かす。
アクスル固定ナットを締める。(18Nm)

 

 

 


フェンダーとブレーキホースを固定してるステーを外します。
工具:トルクスT10

 


フェンダー左のボルトを外すと、ABSのセンサーも外れます。
ボルトは、ねじ止め剤が塗られてます。

 

 

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