ステムベアリング交換
今回は、ドゥカティ純正ではなく金額の安いホンダ純正を使用しました。カワサキにも全く同じものがあります。部品は品番から、ドゥカティ純正と全く同じNTN製ベアリングです。
部品名 | メーカー | 品番 | 個数 |
ステムベアリング | ホンダ | 91016-MR7-003 | 2個 |
ベアリングシール | ホンダ | 53214-MR7-003 | 2個 |
参考
部品名 | メーカー | 品番 |
ステムベアリング | NTN カワサキ | SF07A17PX1 |
ステムベアリング | ドゥカティ | 70241231A |
ベアリングシール | ドゥカティ | 93010041B |
右側のホースステーと左右にあるヘッドライトを固定してるナットを外します。
工具:10mmソケット 4mmヘキサゴン
ヘッドライトを持ち上げて外します。
今回アッパーカウルに傷が防止のため外しましたが、装着したままでも大丈夫です。
バーハンドルを外します。
工具:6mm
締め付けトルク:25Nm
バーハンドルを外して、ハンドル台座を外します。
工具:8mmヘキサゴン 15mmソケット
締め付けトルク:45Nm
トップブリッジ裏にある、右側のブレーキホース 左側のクラッチホース固定用ステーを外します。
締め付けじ:ねじ止め剤使用
トップブリッジ固定ボルトを外します。
工具:6mmヘキサゴン (ロングの方がいいかも)
締め付けトルク:24Nm
ステムボルトを外します。こちらは専用工具です。部品みたいに綺麗なゴールドアルマイトです。
工具:専用社外工具
締め付けトルク30Nm
posted with カエレバ
トップブリッジが外れました。
ステムを外すので、フロントスタンドが使えなくなるので、家にあったジャッキを掛けます。
高さが足りなかったので、庭で使用しなくなったレンガを台にしました。エンジンに木をかましてます。
なんとなく倒れたら不安だったので、天井からタイダウンで吊るしました。倒れたらこれで支えられるかは不明ですけど。保険ですかね。
ステムとベアリングボールを外しました。多少跡が付いてました。引っかかるほどではないです。走行距離33000kmです。多分無交換だったと思います。
ベアリングのアウターって言うのかな?を地道に叩いて外します。本当は多分、貫通ドライバーかタガネを使うだと思いますが、ないので普通のマイナスドライバーを叩いて外しました。
外したベアリングを利用しながら、新しいものを打ち込みました。
ステム側のベアリング。叩く溝など無く、苦戦しました。地道にマイナスドラーバーでこじりながら叩きました。
たっぷりめにグリスを塗ります。
ケミカル:オメガオイル グリース57番
posted with カエレバ
外した時の逆に組んでいきます。購入ご初めてデジタルトルクレンチを使用しました。
工具:KTC GEK030-C3A
posted with カエレバ
コメント